一部の高3生を除き、部活動を終えた高3生は期末考査を乗り越えると一気に受験生モードに入ります。７・8月のがんばりが秋の模試に反映されるからです。秋の模試は進路決定の大きな判断材料になります。

秋に向けて、７・8月にやるべきことは演習です。これまでインプット中心で行ってきた学習をアウトプット中心の学習に切り替える必要があります。

アウトプット学習（演習）の利点は、①できる・できないの分別（弱点箇所の洗い出し）　②共通テストや各大学の個別試験や試験時間・特徴の把握　の2点です。いずれも課題点を明確にし、秋から効率よく得点を伸ばすために必要な過程です。『わかる・覚える』から『やる』への転換、『言われたことや与えられたことをする』から『自分に必要なことを計画的にやる』ことへの転換です。

南宮崎校では、7月から演習期に入ります。『共通テスト過去問』・『志望大学過去問』に５年分ずつチャレンジします。仕上げるのではなく、炙り出すことが目的です。東進独自の“勝利の方程式”に則ってみんなでがんばります！

福島 校舎長

生徒指導歴26年。大学卒業後、
小中学生指導を歴任。2019年より現職。